昔のアニメや本を読んでいると、
時折り未来のシーンとか技術が
登場します。
面白いと思うのは、今よりずっと
進んでいる筈なのに、必ずしも何もかもが進歩している訳ではないと感じさせられるシーンがある点ですね。
今観ると、ですけど。
例えばテレビ電話とか主流なんだけど
ブラウン管に毛の生えた大掛かりな
機械だったり、宇宙へ向かう空港で何故か公衆電話が主流だったり。
それにしても特筆すべきなのはネット技術で、描かれてる事は描かれてる
ものもあるんだけど、何処かアナログなんですよね。
例えば使うのに場所によってコンピューターが別々に分けられていてわざわざ出向かなければならなかったり、
データの持ち出しがカセットテープ
だったりするわけで(笑)。
モニターも今のアイコン配列型
ではなくて、MS -DOS宜しく
コマンド入力式だったり、
物理ボタン式だったりする。
登場する人物たちはそこで
操作分かんないー!とは
あまりならない(笑)。
むしろ自然に
使いこなしている訳で。
第一そうじゃなきゃ
お話になんないし。
しかしながら、タイムパラドックス
とはよく言ったもので、もしも
パソコンが思った通り
普及していなかったなら、
今のネット文化ってどうなっ
ていただろう。
スチームパンクの世界なんて
最たるものだろうけれど、
もっと大掛かりな仕掛けに
なっていたかも知れないですね。
今は集積回路が発達して
コンパクトが当たり前だけれど
もしトランジスタやダイオードが
開発されていなかったなら、
同じ事をさせるのに
どれだけ手間が掛かることか。
でもそこは良さともいうべきで
愛すべき無駄と言うか。
ピタゴラ装置とか好きだけど
感覚はアレに近いものありますよね。
時代からすれば一見
必要なさそうな無駄な工程でも
そこに面白さ、良さがあるという。
さておきGAFAの一角Apple社は
スマホの時代は終わり
空間端末の時代が来ると
言っていますが、
今から30年後の未来、
どうなることやら、、、ですね。
ちいさなものがたり
長野県松本市を拠点に 転がるフリーイラストレータの 気ままな日常。
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