素材イラストの難しさ

素材イラストを描き始めて
気が付けば50投稿を越えました。

俗に言う「商用カットイラスト」と
いうもので、あの「いらすとや」
さんなんかが特に有名ですよね。

今や書籍から広告、デジタル媒体に
至るまで目にしない日は無いほど
ですが…

まあ僕の場合は専ら練習
みたいなものなのですが
午前中はちまちま描くのが
日課になってますね。

絵描きの練習?と言えばデッサンや
スケッチがありますが
そういった所謂「モノ捉え方」の
練習とはちょっと違うかも
知れない。

強いて言うならそう、「アイディア」
を「カタチ」にする練習と言うか。

文字通り「ゼロ」の状態からイメージを頼りに描き出す練習と言えばいいのかな。

デッサンやスケッチは目の前に
対象が実在してる訳です。

でもここで言うイメージから
描き出すというのは
対象はほぼ実在しないんですね。

例えば日曜大工というテーマ
(イメージ)があるとして、
金槌、ノコギリ…木材。

そしてそれをどんな状況下で
どんなヒトが使うのか。

…というパーツが揃ったところで
どんなアングルで描くか、という。

と、スラスラ口で言うには
簡単なようですがそこは
タイトル通り、難しさもあります。

それは素材というくらいなので
使いやすくないといけない訳で。

様々な媒体で使用される可能性が
あると言うことは当然それを
加味しなければならない。

シンプルに分かりやすく、
と言うことになりますが
これが特に難しかったりする。

当然ネタとの戦いにもなるので
取材と言うわけでもないですが
今時ウインドウショッピングなんて
お外で遊ぶのも忘れずにとか(笑)

でも思うに需要があるものを
狙うってのが一番難しいんですよ。

ハロウィンとかクリスマスとか
お正月とか催事ものは人気ですが。

でも人気のあるのと作家にとっての
需要は必ずしも一致しません。

人気ネタはありきたりだと
結局埋もれます。

となるとこんなの
誰も描かねえよ(笑)
なんてのが極論需要があったりする。

まだ参入したばかりなので
自分も読み切れていませんが。

とまあ、ダウンロードしてくれた
方々に自分のイラストを
楽しんで使用して頂ければ
それに越した事はないんですけどね。

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ちいさなものがたり

長野県松本市を拠点に 転がるフリーイラストレータの 気ままな日常。