禁煙が叫ばれるご時世になって
久しい。
煙草もグングンと値上がり、
スモーカーは肩身が狭くなりました。
iQOSやらグローやら
所謂電子煙草が幅を広げつつある
けれども。
あまり煙が出ないため周囲に負担を掛けず
手軽にニコチン補給が出来るという
意味では画期的なものなので
別に否定はしない。
僕も喫煙者であるからして。
ただ、美味しいのかなぁとは思う。
実際シガレットを美味いと
思った事は無いし、吸えりゃなんでも
ぶっちゃけ良いとは思う。
肺に入れる際にキツいものは
避けていたくらいか。
さて、ここからはパイプのおはなし。
とは言え煙草には変わりないので
それ自体を持ち上げるつもりも
もちろん勧めるつもりもないので
ご容赦下さい（笑）
敷居高いとかジジくさいとか思われる
かも知れないがそれも個人の考え方だから
別に構いません。
最近は僕は製作の合間や物想いに
耽りたいときはパイプをよく
吹かすのですが、個人的な感想として
これは別物なんですよね。
と言うか、まず美味いです（笑）
シガレットも味がない訳ではないけれど、
手軽さ故のせいか、香り、味を重視する
パイプに比べるとそこは大分省略
されている気がするな。
巻き紙の燃える匂いでかなり弱め
られてしまっているようで。
パイプは直に葉を燃やすので
味、香りとも素晴らしいものが
あるんです。
ただ手入れに手間が掛かるのと
クールスモーキングと言って、
いかに低温で燃やすかという
ちょっとだけ技術が必要になるので
あまりセッカチな人には向かない。
確かに、ゆったりと時間を掛けて
暖炉の前なんかで燻らせる
イメージがあるもんね（笑）
それにシガレット一本分で1時間は
燻らせていられるので経済的
な面もある。
所謂シケモクと言う概念自体がない。
途中で辞めて再度火を着けても
味は殆ど変わらない。
そんな訳で今日もゆったりと
煙のゆくえを眺めています。
1日の終わりに。
ちいさなものがたり
長野県松本市を拠点に 転がるフリーイラストレータの 気ままな日常。
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