先日の講義で生徒からの質問。
「躍動感を持たせるには
どうしたらいいの?」
良い質問だなぁ。
いやはや、また難しいとこ
突いてくるなあと(笑)
大したもんだ。
さて、一概に躍動感とは言っても
様々な要素を見る必要があると思うのが
正直なところですね。
まず世界観から状況、構成、配置、
細かい所だと光源や面とり、空気の流れ。
物体(人物)の動きなんかも。
僕が思うに一番大事だと思うのは
こうした要素のその先を考える(予想する)
事です。
具体的に例を挙げると走るヒトを描いて
いたとして、右脚を出したあと左脚を
出す一連の動作を予想してアタリをとる
んですね。
版権ものの模写ならば、ちょっと
角度を変えて描くとか、その絵の
続きを描いてみる
とかすると参考になる筈です。
いずれにしても描いているうちに
自然と出来るようになるという
感覚に依存する面もあるので
焦らず腐らずでやってみましょう。
最後に生徒からのリクエスト。
描き掛けですがバンドリ!の
リサと紗夜です。
(名前は最近教えてもらった(笑))
これも実際予想の産物なんですよ。
ちいさなものがたり
長野県松本市を拠点に 転がるフリーイラストレータの 気ままな日常。
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