ラタキアの香り…

ラタキア。

まーパイプやらなければ全く縁のない
響きでしょうね。

シリアのとある港町発祥の
くっさいタバコ葉の燻製の事です。

下手すると喫煙者であろうと
パイピストでさえ敬遠する人も
いると聞く。

簡潔に分かりやすく言えば
正露丸の臭い、そのものです。

僕も部屋にいる時しか燻らせる事は
無いのですが、これだけ聞くとこの人
ヤバい人だと思われるかと(笑)

しかし所謂クールスモーキング、
口内喫煙の吹かしでチビチビと
燻らせるとあら不思議。

どこかスパイシーで甘みのある
独特の旨味が広がる訳です。

パイプタバコとは味と香りを
純粋に楽しむもの。

休日なんかほぼ一日中咥えながら
火を着けては消して、吸いたいときに
燻らせる。

コーヒーとともに物耽り、そして
制作のお供には最高のアイテム
だったりします。

1日の締めに、ラタキアの香り。
その紫煙に様々な想いを馳せて。

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ちいさなものがたり

長野県松本市を拠点に 転がるフリーイラストレータの 気ままな日常。