台風の話

台風が近づいている。

資格試験を控えている身分にとって
試験日にあまりにもピンポイント
過ぎる到来は頭を悩ます問題だ。

天気予報の知識でもあれば
自力で予想して行動したいものだが。

もっとも巷の予報通りの結果が出て
時間の無駄になる事も考えられるけど。

何の慰めにもならないな…。

さておきこの台風、何故台風と
呼ばれるのだろう。

周知の通り熱帯地方で
発達した低気圧、すなわち
熱帯低気圧の風速が一定以上
発達したものを言う。

ラピュタで言う「竜の巣」が
更にでかくなったものと
考えればいいだろうか。

ちなみに台風と言うのは当て字で
諸説あるが英語のタイフーンが
訛ったものだとも言われている。

地球の経線180度を境にして
それより東で発生したものは
ハリケーンと呼ばれ、
主にインド洋周辺と南半球で
発生するものはサイクロンと呼ばれる。

不思議なことに南半球で生まれたものは
渦の方向が逆になる。

これは地球の自転速度が緯度によって
異なるために、北半球では右向き、
南半球では左向きにみかけの力が
働くために起こる。

コリオリの力と呼ばれるそうな。

しかし温暖化の影響か
年々巨大化の傾向があるこの台風。

2004年にアメリカを襲った巨大ハリケーン
アイバンは、全米に100個以上の竜巻まで
発生させたという。

日本ではまだ竜巻まで同時発生したという
話はあまり聞かないが、このまま台風が
巨大化すれば数年後は有り得ない
話ではない。

僕らは環境のために何かを変えないと
いけない時期に来ているのかも知れない。

たとえ微力であっても何が出来るのかを。

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ちいさなものがたり

長野県松本市を拠点に 転がるフリーイラストレータの 気ままな日常。