コロナショック醒めやらぬ中、
新学期が始まる。
展示の予定が軒並み中止となったため
途方にくれていたけれど、
何もしないのもあれなんで。
考えてみればこんな時期に自分の
講義をもてるというのは本当に
幸せなことだと改めて思う。
ヒトにモノを教えると言うのは
何年経っても慣れるものではないけれど
製作の対外活動としても重要な事だし
何しろ各々の感性に触れるというのは
知らず知らずのうちに勉強になるものだ。
今日は中学生対象の体験授業という事で
緊張もあったけれど
卒業生の教え子の手伝いもあって
(本当にありがとうございました😊)
だいぶほぐれた授業が出来たかなと。
まあ通常のレッスンとは勝手が違うとは
いっても来て頂いた子が楽しんで
くれていればそれに尽きるわけで。
そもそも絵の上手い下手なんて
自分で決めるもんでもない。
ましてや他人に決め付けられる
筋合いもない。
各々の個性がそのヒトにとっての
巧さなのであって、技術的な問題とは
本来違う世界なのだ。
と、僕は思う。
教える、というより
恥ずかしがらずに自分のやりたい事を
表現できる手伝いが出来たらなと
常々思うのであります。
ちいさなものがたり
長野県松本市を拠点に 転がるフリーイラストレータの 気ままな日常。
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