オンライン授業を終えて。
初の関東圏の生徒さん対象と
いうことで緊張しましたー
いやしかし。
人にモノを教えるのは本当に難しい。
冷静に考えてみると自分の出来る、
実践してきた以上のものは
教えられないから。
教えようが無いともいうか。
当たり前のコトのようでも
いざそういう環境に晒されていると
切に思うものだ。
俗に言う身に染みる、というもので。
講師のシゴトもはや3年…
個人的に最近思うけど、教えるのって結局
自分のやり方、描き方を分析する事でも
あるわけですね。
前述の通り、自分の出来ること、
実践してきた以上の事は教えようがない。
となると自分の場合普段無意識のうちに
している事を教える事になる訳で。
遠近法始め構成、比率とか
自然に染み付いている感覚をある程度
理論的に置き換えないと伝えられない。
自分は描き始め終わるまでどういう流れで
どんな技術を駆使して試行錯誤
しているのかという。
そして一番重要な事は
コレはあくまで自分のやり方に過ぎない
ということ。
とりあえずやってみせて
各々のやり方に変えて行くのは
生徒さん次第な訳で。
例えるなら家を建てるとして
建て方を教えてもどんな道具を揃えて
実際どんなやり方でどんな家を建てるかは
その人次第だと。
突き放す訳ではないが、
上手さも感覚も人それぞれ。
それを伸ばす為に何か
寄り添えたらと思う。
ちいさなものがたり
長野県松本市を拠点に 転がるフリーイラストレータの 気ままな日常。
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