10月と言えばハロウィン。
ハロウィンと言えば10月。
コロナ騒ぎの影響で巷のパーティは
静かなものになりそうだけれど、
絵の題材としたらもってこいのイベント
でもある訳です。
新しい生活様式を、と言うことで
オンライン交流が盛んになる“だろう”
という話は自身にとって縁のない事かと
思っていたけれど、
気がついてみたらどっぷり
浸かりつつある今日この頃。
アナログ制作の補助にと購入した
液タブも絶賛フル稼働中だ。
そんな訳で最近はフルデジタルで
描く事も多く、ハロウィンを描いている。
なんか去年より描いてる気がするな。
まあ講師という立場上これでもか
というくらいお手本がないと
話にならないだろうからというのも
あるのですが、デジタルの利点として
過程を理論的にまとめやすく
面白いというのもあるのかなと。
アナログの場合レイヤーと言うものが
あるとすれば記憶に置いとくか
写真に残すしかないけれど、
デジタルだと同一画面でアタリ、下書き、
仕上げをワンクリックで呼び出せる。
過程を見せる、つまり教えるという
意味では非常に便利な訳です。
最近の液タブは特に筆圧感知システムが
非常によく出来ているので
アナログの使用感を損なう事もない。
デジ絵描いててアナログ描けなくなった、
あるいはその逆みたいな事をひと昔は
チラホラ聞いたけど、そんな事は
(個人的な感想として)まず起こらない。
余計なインクの描き滲み、書き損じまで
再現してしまうのだから、
違いがあるとすれば
極端なところ紙の触り心地とか配線とか
制作には直接関係のない違いでは
なかろうか。
とは言え、イメージを起こすという
意味では一緒なわけで。
たとえ何を使っても描けるように
表現できるように。
それでいて画材を敢えて選ぶように
なれたらそれでいいのかな、とも思う。
もちろん、僕個人のわがままな
願いではあるんだろうけれど…
ちいさなものがたり
長野県松本市を拠点に 転がるフリーイラストレータの 気ままな日常。
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