ディフォルメのお話

おはようございます。

たまには気持ち良く朝からブログ。
天気もいい事だし。

普通じゃないのは寝てない事くらい(笑)
まあ、細かいことはいいじゃないか。

さておき、最近時は夜な夜なデカめの
作品に取り組んでますが空間創りには
やはり遠近法頼みになってしまう。

かと言って理屈云々だと
つまらん絵になってしまうので
そこはどうするのか。

ディフォルメですよね(笑)

この言葉よく耳にするけど
そもそもあんまり深くは考えた
事がない。

先生やっててどうなのそれ???
なんて言われそうだが実際教える
側になって考えざるを得なくなった
とでも言おうか。

先日も書いたと思うが
仕方ないじゃない(笑)

僕の場合コレ全て感覚なんだから。
まぁ、これも生徒達逆にから教わった
事だと言う事で。

話を戻そう。

ディフォルメとは直訳すれば変形、歪曲
辺りの意味だけど広義的には誇張表現
と言う意味合いでいいかと思います。

対象物の特徴を誇張する事で
よりそれらしく魅せたりする事ですね。

具体的には…言葉では難しいのだけど
例えば丸くなって可愛らしく
寝ている猫がいたとして、
絵ではより丸っこく強調して描けば
より可愛らしく見えるとか。

目のぱっちりとした女の子がいたとして
より目をぱっちりと強調して描けば
よりその子らしく見えるとか。

要はそう言う事ですね。

さて、前述の話に戻るけど空間創り
において僕がよく駆使するのが
遠近法ディフォルメ(空間誇張)と
言うものです。

暫く前にも遠近法の話で触れた事が
あったと思うけど、元々奥行きがあるものを
一枚の画面に閉じ込めるのだから
理屈云々では限界があると思います。

そこで通常の遠近法で予想される線(面)を
奥行きを出したい方向に捻じ曲げて
しまうのです。

まぁ、ゴリ押しですね(笑)

でもただ元々の線(面)を
無理に捻じ曲げる分本来の座標軸も
狂いが大きくなる為に、一箇所いじれば
そのディフォルメは画面全体に及びます。

つまり全体のバランスを常に確認しながら
アタリを付けていかないといけない。

コレが非常にシビアな作業です。

絵が大きければ大きいほどよりシビアに
なるんですね。

先日絵は計算じゃないとか言ってたけど
振り返ると結構計算しちゃってますね(笑)

あんまり考えてるつもりも記憶も無いのに。
めんどくさい事はすぐ忘れるタチだから
なのかも知れませんね。

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ちいさなものがたり

長野県松本市を拠点に 転がるフリーイラストレータの 気ままな日常。