明日から新学期。
去年は一年生だった子たちも
先輩になり、また新一年生が
講義に顔を出すのだろう。
興味がある子もない子も
楽しんでくれるような
堅っ苦しくない授業にしたいもんだ。
さておき僕は持論として絵を描くのに
必要なのは理論<想像力だと思って
はばかりません。
どんなに理屈で攻めても良いものが
描けるとは限らない。
これは模倣でもオリジナル
でも同じこと。
言うなれば自身の巧さを引き出すには
理論を駆使するのも想像力のうち
と言った方が正しいか。
客観的にそれを感じるのは
みんなの描き方を見てるとき。
はじめに前置きしておくが
描き方に正解なんか無い。
勿論僕の持論を押し付けるつもりも
無いので念のため。
さて多くの場合、誰もが線を追うこと
(引くこと)から始める事が非常に
多いと思うのだけど、僕はまず形を
把握する事から始めます。
線→形でなくて
形→線と言った具合です。
個人的には線で描くんじゃなく
面で描くという表現を
するようにしてます。
これは所謂一発描きの時もそうで
頭の中で形、面を把握した上で
線を引くようにしているわけですね。
これは後々の狂いを最小限に
抑える目的も勿論あるけれど
一番重要なのはこれも結局は
想像力を働かせること。
人物だろうが物体だろうが
模倣ならパーツがまずどんな
形に近くてなおかつどんな
面を持っているか…etc。
線だけの解釈だとどうも
見たまま以上の構成しか出来ず
その先を構成するのには限界がある。
とりあえず形と面の解釈だと
構成を自由に変えられる分
選択肢が広がる。
まあ哲学的になるかもわからないが
物事色んな側面がある旨を把握して
おくことは後々のことも考えて
越した事はないと(笑)
そんな感じでしょうか。
ちいさなものがたり
長野県松本市を拠点に 転がるフリーイラストレータの 気ままな日常。
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